■ギタリストルーム

ALPAH

今回、インディーズシーンでもっとも注目を浴びているギタリスト
ALPAHさんのご自宅にお邪魔しました。

―ALPAHさんがギターを始めたきっかけはなんだったんですか?

「なんていうかさ、ずっとちっちゃい時のことだったんだけど、
神を見たんだよ。
そう、ギターの神様」

―ギターの神様……ですか?

「そうだよ。奴はいつも俺の家の前で
決まった時刻に激しくギターをかき鳴らすんだ。
しかも素っ裸でな。
ああ、そりゃぁもうキ○ガイのようさ。
それが幼心にしびれてな。
『俺は絶対この人みたいになるんだ』
その時からずっと、俺はギターとともに歩んできたんだ。

―そのギターの神様は?

「消えたよ。ある日突然ね。
聞いたところ借金取りに追われていたみたいらしいな。
だが、奴はこういい残して去っていった。
『今日からお前はALPAHだ』
その時からずっと俺はALPAHと名乗ってきたんだ。

―神様もいろいろ大変なんですね。
ところでALPAHさんのお部屋には随所にこだわりが見られますが
これはご自分でなさっているんですか?

「いや、これは全部コーディネーターに頼んでるね。
俺は、俺のコンセプトを伝えるだけだ。
まぁ。このコーディネーターがイカれた奴でさ。
俺は大した要求はしていないのに、
俺好みのコーディネートをしてくれるんだ。
さらにイカれてるのが、俺の部屋の写真をバンバン撮って
こんな雑誌もどきを作っているんだぜ。」

―ざっ、雑誌もどきって、こ、このインタビューのことですか?

「ああ、そうさ。お前さんの話なんざ、
全部うそっぱちだよ。もちろん、俺の話も作り話だ」

―まさか、そんなことが……。

「おっと勘違いしちゃいけねぇ。もちろんこの部屋は存在するし
俺も存在する。もっとも本物がこんな発言をできるかわからないけどな」

―ALPAHさん、インタビューありがとうございました。
現実での活躍も期待していますよ。